荒野に花を、乾いた空気にユーモアを。
どうも、株式会社ダニエルズアーク代表のダニエルです。
ここ半年くらいダニエルは「次の時代」とか「遊びが仕事になる時代がくる」とか「社会はこども時代に戻っていく」とか、そういうことばかりを言いふらして歩いている。
ほんとにそういう時代の加速度がドンドン早くなってきていて面白いなと感じるし、一方でぼーっと何も考えずに日々のタスクをこなしていると、一瞬でAIやロボットに仕事が代替されていくという危機感も同時に抱いている。
興味深いことに、そういう「次の時代」的な話を聞くと、人は全く別の反応をするということだ。
「いや、ほんとにそういう時代だよねー」
「私も早く作る側に回りたいね!」
「おもろい時代になってきたねー」
みたいな反応は、この大きな時代のシフトに対するポジティブな考えを持っている人で、一緒に話していてとても面白い。
だが、厄介なのは「羨ましいけど自分は現状に留まっていたい」という人の反応だ。
「自分もそうやって自発的に何かやりたいけど、家庭とかもあるし、リスクも怖いなぁ。でもその自分を正当化したいなぁ。」
と心で思っている人は、そういう新しい時代的な話がされると、面白いことに決まって同じ反応をする。
それは、「過去と他人」の話をし始めるということだ。
基本的にダニエルは調子に乗ることが多い。
それは十中八九自覚している。
調子に乗って「ネクストジェネレーション来るっしょ」的な話が鼻につくというのも分かる。
だけれども、30代後半から50代くらいの人にかけて、特にもうサラリーマン一筋で家庭もあって今のままでいいよー面倒くさいしというマインドの人は、ほぼ99%の確率で「過去と他人」の話しをし始めるのだ。
この手の人たちは、
「俺は昔、これこれこうして実績を積んできたんだ」とか
「君もまだまだ若いしこれから頑張りな」といったフランクな説教から始まり、
終いには「あいつはぜんぜん仕事できない」みたいな話を永遠と続けるのだ。
そういうパターンに出会うと、もう「ゲスの極みオヤジ」に改名しろと心底思うのである。
世界で一番どうでもいい話、それは他人の過去の栄光話と批判話である。
何もサラリーマンで家庭を持っている人の批判をするつもりは一切ないが、ここ3回立て続けに遭遇した上記類の人は、見事に同じパターンだったのだ。
常に前進していて、だけれどもちゃんと今の環境に感謝している人は、絶対に過去と他人の話はしない。
「自分と未来」の話をする。
試しに自分の周りの素晴らしい人たちを観察してみてほしい。
本当に「過去と他人」の話を一切していないのが分かる。
でも、これを自分に当てはめて、一種のバロメータとしてみると、自分のマインドが今どうなのかが分かる。
だから、自分の口からもし「過去と他人」の話が夜の居酒屋かなんかでポロっと出始めたら、けっこう赤信号なのだと思う。
(株)ダニエルズアーク 代表 大原昌人(通称・ダニエル)